人間の口の中は大変暖かい場所です。ここには水分があり、食べ物があります。つまり、細菌にとって絶好の生息場所の条件が整っているのです。
口の中には300種類以上の細菌がいます。虫歯の原因となるのもこれらの細菌です。300種類あまりの中で虫歯のもととなるのは数種類の細菌ですが、特に注意が必要なのはストレプトコッカス・ミュータンスと呼ばれる連鎖球菌です。
このミュータンス菌は糖類を栄養源とします。糖を分解してエネルギーにし、ショ糖(砂糖)からグルカンという粘着性のある物質を作り出します。これが歯に付着をし、多種の細菌が集まることで増殖をして歯垢(プラーク)を作り出します。
歯垢の7~8割は細菌によるもので、歯垢1ミリグラムにつき数億から10億もの細菌がいるといわれています。
